【コラム】機械オペレーターってどんな仕事？難しい、大変というウワサは本当！？
機械オペレーター（マシンオペレーター）の仕事はその名の通り、機械を操作する仕事のことです。経験がない人にとっては、どんな仕事なのかイメージしづらいため「機械を扱うなんて難しそう」「覚えることが多くて大変なのでは？」と敬遠されてしまうことも。でも、機械オペレーターの仕事は未経験でもチャレンジしやすく、さまざまなメリットがあって、知れば知るほど「面白そう」「やってみたい」と思うはず。今回は機械オペレーターの仕事内容やメリットについて詳しくご説明します。
■目次
・機械オペレーターとは？
・機械によって違う！？機械オペレーターの種類と仕事内容
・機械オペレーターのメリットは？
・機械オペレーターの勤務形態は？
・機械オペレーターの仕事に向いている人は？
機械オペレーターとは？
工場ではたくさんの機械を動かしながら製品が生産されています。自動車、電化製品、部品、食品など、生産する製品によって使われている機械は異なりますが、機械を正常に稼働させるのが機械オペレーターの仕事。機械の設定・調整・点検など、下記のような業務を行っています。
◆機械の設定・操作
製造する製品や加工内容に合わせて、機械にプログラムを入力したり、タッチパネルで数値を入力したりしながら、機械を正しく動作させるための設定を行います。
◆機械の監視・調整
機械の動きや出来上がった製品の状態をチェックしながら、機械を動かすスピードや位置、角度などを調整します。
◆機械への材料セット
使用する材料を準備し、適切な位置に材料をセッティングしたり、機械に材料を投入したりします。
◆機械の点検・メンテナンス
故障や不具合がないか機械の状態をチェックします。また、機械の清掃やオイル注入など、簡単なメンテナンスを行います。
機械によって違う！？機械オペレーターの種類と仕事内容
製造現場で使われている機械の種類はさまざまです。一言で“機械オペレーター”といっても、扱う機械によって操作方法も仕事内容も異なるため、代表的な4種類の機械オペレーターの仕事をご紹介します。
◆NC工作機械オペレーター
コンピューターのプログラムで数値を制御しながら金属を切削加工したり穴あけ加工したりする機械です。NC旋盤やマシニングセンタと呼ばれる機械がこれにあたり、オペレーターは数値入力や材料のセット、使用する工具の付け替え作業などを行います。
◆プレス加工機械オペレーター
プレス加工機械は金属に圧力を加えて、金型の形状に金属を変形させる機械です。オペレーターは金型の準備やプレス機への金型取り付け・交換、材料のセットなどを行います。
◆レーザー加工機オペレーター
レーザー加工機は設定したプログラムに基づいて金属や木材などの素材にレーザーを照射し、切断・穴あけ・マーキング（文字などを印字）などの加工を行う機械です。オペレーターは材料のセットや作成されたプログラムの設定、完成した製品の顕微鏡検査などを行います。
◆包装機械オペレーター
食品や薬品などの製品をパッケージングしたり、ラッピングしたりする機械です。オペレーターは使用する資材や製品の準備・セット、機械の設定・調整、監視などを行います。
機械オペレーターのメリットは？
機械オペレーターは「難しそう」「大変そう」と、ネガティブなイメージを抱かれやすい仕事ですが、経験者の間では人気が高くメリットがたくさんある仕事です。
◆体力的な負担が少ない
機械オペレーターの仕事は機械の設定や監視がメイン。座って機械の操作・監視を行う職場もあり、工場内を動きまわるような仕事ではないため、体力的な負担が少なく、力を使うような場面もほとんどありません。
◆未経験からスタートできる
仕事の難易度は扱う機械や職場によって異なりますが、部品をセットしてボタンを押すだけのシンプルな仕事もたくさんあります。最近は自動で加工してくれる機械が多いため、未経験者でも始めやすい仕事です。
◆時給が高めで高収入が期待できる
機械オペレーターは工場内の他職種と比べると、時給が高めに設定されている傾向にあります。さらに経験を積み、機械のメンテナンスやプログラム作成のスキルが身に付けば、さらなる収入アップも期待できます。
◆スキルアップや資格取得を目指せる
機械オペレーターの仕事には「機械加工技能士」など、関連する資格がたくさんあります。経験・スキルを身に付けてこれらの資格を取得すれば、将来的なキャリア形成にも役立つはずです。
◆自分に合った働き方ができる
24時間稼働している工場も多いため、働き方の選択肢が豊富。もちろん日勤だけの工場もたくさんありますが、しっかり稼ぎたい人は夜勤や交代制勤務の仕事を選ぶと良いでしょう。
機械オペレーターの勤務形態は？
機械オペレーターの勤務形態は、その多くが日勤または交代制勤務です。ここではそれぞれの働き方の特徴についてご説明します。
◆日勤の働き方
日勤は昼間の時間帯を中心に勤務する働き方です。勤務時間は会社によって異なりますが、多くは8:00～17:00、9:00～18:00などの時間帯で1日8時間勤務が一般的です。
◆交代制勤務の働き方
交代制勤務は日勤・夜勤など、複数の勤務時間帯をローテーションしながら勤務する働き方です。交代制勤務には2つの時間帯をローテーションする2交代勤務、3つの時間帯をローテーションする3交代勤務があり、24時間稼働している工場で2交代制勤務を行う場合は、8:00～20:00と20:00～8:00のように1日の勤務時間が長くなる傾向にあります。一方、3交代制勤務は早番・遅番・夜勤など3つの勤務時間を設けるため基本的には1日8時間勤務となります。交代制勤務は変則的な働き方になるため、慣れるまでは大変ですが、そのぶん給与が高い傾向にあり、深夜手当も支給されるためしっかり稼ぎたい人にはオススメの働き方です。
機械オペレーターの仕事に向いている人は？
機械オペレーターの仕事は人によって向き不向きはありますが、向いている人にとってはとても魅力的な仕事です。ここでは、どんな人が機械オペレーターに向いているのかをご説明します。
◆モノづくりが好きな人
機械オペレーターは機械を使いながらモノづくりをする仕事です。製品の加工や製造に直接関われるため、モノづくりの面白さを味わえるはずです。
◆一人で作業するのが好きな人
機械オペレーターは一人で黙々と作業することが多く、他の職種と比べて人と関わる機会は少なめです。コミュニケーションを取るのが苦手な人も気楽に働けると思います。
◆単純作業が好きな人
機械オペレーターの仕事は基本的に同じ作業を繰り返すルーチンワークです。地道にコツコツ作業するのが好きな人は向いているでしょう。
◆機械に興味がある人
専門性の高い機械を扱うため、機械好きな人ならそれだけでワクワクするはず。また、興味があれば、どんどん知識や技術を身に付けてスキルアップや資格取得を狙えるはずです。
まとめ
機械オペレーターは意外にも未経験でも始めやすく、体力的な負担が少ないため、年齢・性別を問わず活躍できる仕事です。アシストアイでも機械オペレーターの仕事をたくさん募集していますので「面白そう」「自分に向いているかも！」と思った方はぜひチェックしてみてください。
▼日勤のみ&残業少なめでプライベート重視派にオススメ！
▼2交代＋希望者は残業可でがっつり稼げる！
アシストアイでは各務原市、大垣市、岐阜市を中心に製造業・軽作業の派遣のお仕事をご紹介しています！
アシストアイで働くメリットを見る
派遣が初めての方：就業までの流れを見る
