【コラム】出荷作業の仕事はキツイ？向いてるのはどんな人？仕事内容やメリット・デメリットを解説
出荷作業とは注文が入った商品を倉庫から発送する仕事のこと。派遣スタッフやアルバイト募集の求人でよく見かけるお仕事ですよね？
皆さんはこの出荷作業という仕事にどんなイメージを持っていますか。出荷作業は「きつい」「大変」「体力がいる」と言われることも多いため、ネガティブなイメージを持っている人もいるはず。
でも「その噂って本当なの？」「そもそも出荷作業って何をやる仕事なのかよくわからない」という人のために、今回は出荷作業の仕事について詳しくご説明します。
実は出荷作業の仕事にはメリットもいっぱいある！？これを読めば出荷作業への理解が深まり、この仕事に対するイメージが変わるかもしれません。
出荷作業の仕事内容は？
物流会社や工場内の倉庫から、注文が入った商品を発送するのが出荷作業の仕事です。
注文を受けてから発送するまでの一連の流れが出荷作業にあたり「ピッキング」⇒「検品」⇒「梱包」⇒「仕分け・出荷」という順序で出荷作業が行われています。
一般的には工程を分担して出荷作業を行うため、ひとことで”出荷作業の仕事”と言っても、担当する工程によって作業内容は異なります。
まずは工程ごとにどんな作業をしているのか詳しく見ていきましょう。
◆ピッキング
ピッキングとは注文が入った商品を保管されている場所から取り出し、集める作業のことです。
出荷伝票や指示書に記載された内容に沿って、品番・数量などを確認しながら商品を集めます。
基本的には台車やカゴを使い、倉庫内を歩き回りながらピッキング作業を行いますが、商品サイズが大きいとフォークリフトを使うこともあります。
◆検品
検品はピッキングした商品に間違いがないか、数量の過不足がないかを出荷伝票や指示書と照らし合わせながらチェックする作業のことです。
また、商品に汚れや破損がないか、食品のように賞味期限や消費期限がある商品は期限切れになっていないか、商品そのものに問題がないかもチェックします。
◆梱包
検品した商品を段ボールなどに入れて、発送できる状態にする作業です。
梱包は商品をただ箱に詰めれば良いというものではなく、緩衝材やクラフト紙などを使って輸送時に商品が破損しないようにする必要があります。また、梱包した段ボールには送り状のラベルなどを貼り付けます。
◆仕分け・出荷
送り状ラベルが貼られた段ボールを配送先エリアや運送会社別に分類する作業です。
仕分けを間違えると本来の発送先に商品が届かなくなってしまうので、注意が必要。また、送り状ラベルがしっかり貼られているか、情報に間違いがないかもチェックします。仕分けた商品を運送会社や配送部門に引き渡したら、出荷作業が完了となります。
出荷作業のデメリット きついと言われる理由は？
出荷作業の詳しい仕事内容がわかったところで、この仕事のデメリットをご紹介します。
出荷作業が「キツイ」「大変」と言われる理由は、どんなところにあるのでしょうか。
◆立ち仕事で体力がいる
出荷作業はいずれの工程も基本的に立って作業を行います。仕事中はずっと立ちっぱなしで特にピッキング工程は倉庫内を歩き回って作業することが多いため、立ち仕事に慣れていないと体力的な負担が大きいでしょう。冷暖房完備などの倉庫であれば、暑い夏や寒い冬も安定してお仕事がしやすいので、体力に自信がない方は倉庫環境もチェックするようにしましょう。
◆重たいモノを持ち運ぶのが大変
たとえば飲料水のペットボトルなどを扱っている倉庫だと、一つひとつの荷物に重量があり、少し持ち上げるだけでも大変。筋肉痛になったり、膝や腰を痛めてしまったりする人もいるようです。何を運ぶかは倉庫によって様々なので、募集要項内で事前に確認することをお勧めします。
◆スピードと正確性が求められる
決められた時間までに出荷作業を終わらせなくてはいけないため、出荷する商品が多いときは時間に追われながら作業することになります。数量や発送ラベルに間違いがないか、正確性も求められるため、プレッシャーを感じてしまう人がいるようです。こちらも扱う商品によってスピードは様々なので、募集要項のチェックとコーディネーターに現場の雰囲気はどうか、等確認するようにしましょう。
◆同じ作業の繰り返しで飽きる
一つひとつの作業は単純で同じ作業を長時間繰り返すため、飽き性な方はツライでしょう。飽き性な方だと「集中力が途切れて眠たくなる」「退屈で時間が過ぎるのが遅く感じる」という人も多いようです。逆に手順を覚えてしまえば作業に没頭できるため、その都度思考する必要はありませんし、ミスがあまり発生しないので安心して働きたい方にはおすすめです。
出荷作業のメリット きついだけじゃなく、魅力もたくさんある！
出荷作業のデメリットを見て「やっぱり大変なんだ」と思ったかもしれませんが、出荷作業にはもちろんメリットもあり、「自分にとってはラク」「多少キツくても、この仕事が好き」という人がたくさんいるのも事実。
ここでは出荷作業のメリットについてまとめてご紹介します。
◆単純作業だから未経験でも始めやすい
出荷作業の仕事はほとんどの工程が単純作業の繰り返しです。特別な経験・スキルがなくても気軽に始めることができて、覚えることが少ないため、未経験でもすぐに作業をこなせるようになります。
◆人間関係のストレスが少ない
出荷作業は一人で作業を進めるため、最低限のコミュニケーションで黙々と作業に取り組むことができます。人と関わる機会が少ないため、人間関係のしがらみでストレスを感じることも少ないでしょう。
◆シフトの自由度が高い
物流倉庫は24時間稼働しているところも多いため、日勤・深夜・早朝など、自分に合った時間帯で働くことができます。短期間だけ、短時間だけ、週2日だけなど、シフトの融通がききやすいところもメリットです。
◆時給が高めでしっかり稼げる
出荷作業は高時給の仕事もたくさんあります。特に「重量物を扱う」「深夜・早朝勤務」「冷蔵・冷凍倉庫内での作業」など、仕事がハードであればあるほど時給が高くなる傾向にあり、しっかり稼ぐことができます。
出荷作業の仕事に向いてる人は？
出荷作業は向いていない人にとってはキツくて大変な仕事ですが、向いている人にとってはとても魅力的な仕事です。
ここでは、どんな人が出荷作業の仕事に向いているかをご説明します。
◆身体を動かすのが好きな人
出荷作業の仕事に向いているのは、ズバリ身体を動かすのが好きな人。体力に自信がある人や身体を鍛えたい人、運動不足を解消したい人にはピッタリな仕事です。
◆一人で作業するのが好きな人
出荷作業はルーティンワークが好きで、一人で黙々と作業したい方にも向いている仕事です。対人関係でストレスを感じやすい人にとっては、体力的な負担が多少あったとしても気楽に働けるメリットの方が大きいでしょう。
まとめ
身体を動かすのが好きで「出荷作業の仕事がしたい」と思った方は派遣会社で仕事を探してみてはいかがでしょう？
派遣会社なら扱う荷物の重さ、作業内容、職場環境、勤務の時間帯など、条件に合った仕事を見つけやすいはず。アシストアイでも出荷作業の仕事を募集しているので、興味が湧いた方はぜひチェックしてみてください。
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