【コラム】サポート体制や福利厚生に注目!失敗しない派遣会社の選び方
派遣社員として働くためには、まず派遣会社に登録する必要があります。でも、派遣会社ってたくさんあって、どこの派遣会社に登録するか悩んでしまいますよね。「同じような仕事を募集しているし、どこの派遣会社も同じでしょ!」「自宅から1番近い遣会社でいいんじゃない?」など、適当に派遣会社を選んでしまうのはNG。
今回は派遣会社を選ぶときにチェックするポイントをお教えします。
求人案件で派遣会社を選ぶと失敗する?
派遣会社を選ぶとき、まずは自分が働きたいエリアの仕事を扱っているか、やりたいジャンルの仕事を扱っているかをチェックするのが基本です。そのため、どうしても扱っている求人案件に目が行きがちで、「憧れの大手企業の仕事」など、好条件の求人があれば、この会社にしようと思ってしまいますよね。でも、求人案件重視で派遣会社を選ぶのはあまりオススメしません。
それは派遣社員の場合、就業先がどれだけ良い会社でも実際の雇用主は派遣会社だからです。サポート体制や待遇は派遣会社によって違うため、同じ職場で同じ仕事をしているのに、他の派遣会社から来ているスタッフの方が待遇が良いということもあります。こういった問題は就業を開始しないと、なかなか気づくことができませんが、「他の派遣会社に登録すればよかった……」と後悔しないように求人案件だけでなく、登録する派遣会社がどんな会社なのかをしっかりチェックするようにしましょう。
実際にこんな声が良く挙げられます↓↓
派遣会社選びを失敗したと思った理由は?
◎なかなか社会保険に加入させてもらえなかった
◎育休を取らせてもらえなかった
◎研修がまったくなくて派遣先で苦労した
◎更新時期しか連絡がなくて、悩みを相談しにくかった
◎就業初日しかフォローがなくて不安だった
◎他の派遣会社のスタッフの方が高時給で羨ましかった
◎スキルアップやキャリアアップのサポートがまったくなかった
派遣会社を選ぶときはここをチェック!
■労働者派遣事業の許可
派遣会社は開業するにあたって、厚生労働大臣から人材派遣業を行うための許可を受ける必要があります。許可を得ている事業者には「労働者派遣事業許可証」が交付され、許可番号が付与されます。しっかり許可を得ている派遣会社はホームページ等に許可番号を記載しているので、登録する派遣会社にちゃんと許可番号があるかを確認するようにしましょう。
<許可番号の例> 派21-300280
※「派」で始まる番号が許可番号になります。
■サポート体制
仕事選びや就業までのサポートはもちろん、就業開始後も担当者が定期的に連絡してくれたり、訪問してくれたり、しっかりサポートしてくれる派遣会社を選ぶようにしましょう。サポート体制が整っている派遣会社であれば、もし就業先で問題が発生したときも間に入って交渉してくれるはず。「何でも気軽に相談できる体制を整えている」「派遣社員をほったらかしにしない」これが良い派遣会社の条件です!
■福利厚生/制度
福利厚生は法律で定められているものもありますが、派遣会社によっては「なかなか利用させてもらえない…」なんてことも。また、利用できる条件が違ったり、独自の制度を設けていたりすることがあります。派遣会社によって内容が異なるため、どんな福利厚生や制度があるかをチェックするのも派遣会社選びの重要なポイントです。
■社会保険
社会保険は病気やケガなどのリスクに備えて、生活を保障する公的な保険です。「健康保険」「厚生年金保険」「介護保険」「雇用保険」などが社会保険に該当し、派遣社員でも一定条件を満たしていれば必ず加入する必要があります。
<社会保険の加入条件>
・1週間の所定労働時間が20時間以上である
・1ヶ月の賃金が88,000円以上である
・2ヶ月以上雇用される見込みがある(雇用保険は31日以上)
・学生ではない
※その他、保険によっては例外事項等があります。
※労災保険は上記条件に関わらず、加入が義務付けられています。
派遣契約が2ヶ月以上の場合は、雇用契約を締結したその日から社会保険に加入することになります。ただし、派遣会社によっては初回の契約期間を2ヶ月未満にして「契約更新があれば次月から加入」とするところもあるようです。
■有給休暇
有給休暇は、賃金が支払われる休暇日のことです。一定条件を満たしていれば正社員だけでなく、アルバイト・パート、派遣社員でも有給休暇を使うことができます。有給休暇の取得は労働基準法で定められており、企業が休暇の取得日を変更するようお願いすることはあっても、派遣会社や就業先が取得そのものを拒否することはできません。
<有給休暇の取得条件>
・6か月以上継続して勤務していること
・所定労働日数の8割以上出勤
■産休・育休
産休(産前産後休業)・育休(育児休業)も雇用形態に関わらず条件を満たしていれば、派遣社員でも取得することができます。
<産休・育休の取得条件>
産休は出産予定日の6週間前、多胎の場合は14週間前に派遣契約中であることが条件となります。育休は「派遣会社と1年以上の雇用関係にあること」「子供が1歳6カ月になる日までに労働契約の満了が明らかでないこと」が条件になります。なお、“労働契約の満了が明らかでない”、というのは産後も働く意思があるという意味なので、育休期間中に契約が終了する場合は派遣会社に相談しておきましょう。
■交通費
派遣社員の場合、交通費は支給されないケースが多いものの、なかには給与とは別に交通費を支払っている会社もあります。交通費の支給があるか、ないかは派遣会社によって異なります。たとえ時給が高くても、交通費が出ないから手元に残るお金が少ない…なんてこともあり得るのでしっかり確認するようにしましょう。
■研修・教育制度
派遣会社は派遣社員に対して、教育訓練を行うことが改正労働者派遣法によって義務付けられています。フルタイム勤務の場合、入社から3年間は年間8時間以上の教育訓練を実施する必要があり、ちゃんとした派遣会社であれば何らかの研修があるはずです。ただし、内容や充実度は派遣会社によってまちまちなので、どのような研修・教育を行っているのかを確認すると良いでしょう。
■給与の支払い(月払い・週払い・日払いなど)
働いた分のお給料は月払いで支払われるのが一般的ですが、派遣会社のなかには日払いや週払いに対応しているところもあります。支払い方法も銀行振り込み、事務所で手渡しなど、派遣会社によって異なります。
アシストアイは派遣社員のサポートや福利厚生に力を入れており、安心して働ける環境が整っています。
例えば……
・社会保険は初日から加入
・産休・育休の取得可能(複数回取得しているスタッフも多数)
・月払いと週払い選択可能
・交通費支給(電車・車はもちろん自転車や徒歩通勤でも交通費を支給)
など、福利厚生や各種制度も充実しています。
その他にも安心して働いていただけるように
就業前研修は対面での研修のほか、自宅のPCで受講できる研修制度や、
営業担当が定期的に就業先企業を訪問して面談を実施。
相談したいことがあれば、電話やショートメールで気軽に連絡することができます。
長期で働く場合、派遣会社とは長いお付き合いになるので「どんな制度があるのか?」「どんなサポートがあるのか?」など、しっかり確認したうえで登録する会社を選ぶようにしましょう。