【コラム】派遣の登録ってどうやるの？登録方法や登録面談のポイントをご紹介！
派遣スタッフとして働くためには、まずは派遣会社に登録する必要があります。でも、派遣会社に登録したことがないと「登録ってどうやるの？」「アルバイトや正社員の面接とは何が違うの？」など、疑問に思うことも多いはず。今回は派遣会社への登録方法や登録面談のポイントなどをわかりやすくご紹介します。
どうして派遣会社に登録する必要があるの？
派遣会社は登録しているスタッフにお仕事を紹介するため、そもそも登録しなければ働くことができません。また、仕事を探している人と、人材を探している企業をマッチングさせるのが派遣会社の役割です。そのため派遣会社は、その人がどんな仕事や就業条件を希望しているのか、どんな経験・スキルがあるのかを把握する必要があります。たとえば、フルタイムの工場勤務でガッツリ稼ぎたいのに、週末だけの販売の仕事を紹介されても困ってしまいますよね。派遣会社は登録を通じて、求職者の情報や要望を把握し、条件に合ったお仕事を紹介しています。
どうやって派遣会社に登録するの？
派遣会社によって登録方法は異なり、最近は派遣会社に行かなくても電話やWebでカンタンに登録できるところが増えています。ここでは代表的な3つの登録方法をご紹介します。
●①登録会に参加する
派遣会社が開催している登録会に参加する方法です。派遣登録会は予約制で実施しているところが多く、事前に申し込みフォームや電話で予約してから参加するのが一般的。派遣会社からの説明やプロフィール登録、面談、スキルチェックなどが行われるため、所要時間の目安は1時間半～2時間くらいです。
●②電話面談（オンライン面談）で登録する
派遣会社のスタッフと電話やZoomなどで話をして登録する方法です。電話やパソコンさえあれば、自宅にいながら派遣登録ができるのがメリット。なお、電話面談やオンライン面談も事前に申し込みフォーム等で予約をしてから行うのが一般的です。
③Webで登録する
派遣会社が用意している登録フォームや登録用サイトに情報を入力して登録する方法です。空いた時間や気が向いたときに、サクッと簡単に登録できるのがWeb登録のメリット。実際に就業するためには面談を行う必要がありますが、「まずはカンタンに登録だけしたい」という方にオススメです。なお、アシストアイのWeb登録（カンタン派遣登録）は名前・年齢・連絡先などの基本情報を入力して、希望条件にチェックを入れるだけ。1分くらいで登録できちゃいます！
登録面談って何をやるの？面接とは違う？
派遣の登録面談はアルバイトや就職の面接のように、合否を決めるために行うわけではありせん。そのため、よほど非常識なことをしない限り、「落とされる（登録できない）」ということはありません。面談＝選考ではないので、あまり堅苦しく考えず、「自分にはどんな仕事が合うのか相談してみよう！」くらいの気持ちで臨むと良いでしょう。また、派遣会社の登録面談で実際にどんなことが行われるのか、具体的にご説明します。
◆派遣会社からの説明
派遣の仕組みや注意事項、福利厚生・社内制度・給与の支払い方法などを説明します。わからないことや気になることがあれば、しっかり質問するようにしましょう。
◆プロフィール登録
氏名・年齢・性別・職歴などのプロフィールを登録します。用意された用紙にプロフィールを記入したり、専用のシステムに入力したり、登録方法は派遣会社によって異なります。
◆スキルチェック
これまでの経験や仕事内容、保有資格などを詳しくヒアリングします。派遣会社によっては筆記テストや実技テストを行うところもあります。
◆相談＆ヒアリング
希望する仕事内容や給与・勤務地・休日などの就業条件、勤務開始時期などを詳しくヒアリングします。希望条件に合った仕事を紹介してもらえるように「週5日フルタイムで働きたい」「月収○○万円くらい稼ぎたい」「自宅近くで働きたい」など、要望があれば遠慮なく伝えるようにしましょう。
◆お仕事紹介
希望条件にマッチしたお仕事があれば、派遣登録の当日にお仕事を紹介してもらえることもあります。もちろん「ちょっと違うな」「スグには決められない」と思えば、保留にしたり、断ったりしても構いません。
登録面談に必要な持ち物は？
派遣会社によって必要な持ち物は多少異なりますが、本人確認書類（運転免許証やパスポートなど）、印鑑、給料の振込先がわかるもの（キャッシュカードや通帳）を持参するのが一般的。ただし派遣会社によっては、証明写真や履歴書、職務経歴書が必要な場合もあるので、必要な持ち物を事前にしっかり確認するようにしましょう。
登録面談に履歴書は必要なの？
これは本当に派遣会社によってまちまちです。なかには履歴書だけでなく、職務経歴書の提出を求める派遣会社もあり、今までも派遣スタッフとして働いていた人は、何を書いたらよいか悩むはず。派遣登録に履歴書や職務経歴書が絶対に必要なわけではありませんが、念のため派遣スタッフが履歴書を作成する際のポイントや注意点をご紹介します。
◆派遣の職歴は「就業」と「派遣期間満了」で記載
正社員の場合は「株式会社○○に入社」「株式会社○○を退社」と記載しますが、派遣スタッフの場合、「入社」「退社」という言葉は当てはまりません。派遣で働いていた人は「就業」「派遣期間満了」という言葉を使うようにしましょう。
＜派遣の職歴の記入イメージ＞
2019年12月 株式会社○○（派遣会社）に登録
株式会社○○（派遣先企業）に○○（職種名）として就業
2022年12月 派遣期間満了につき退職
◆守秘義務違反にあたらないか注意が必要
守秘義務契約によって派遣先企業名や業務内容を明らかにできない場合は、履歴書にも記載しないのがルール。「自動車部品メーカー」「食品加工会社」など、曖昧な表現にとどめるようにしましょう。
その他は、正しい情報を記載する、丁寧に書くなど、基本的なことを意識して作成すれば大丈夫。でも、やっぱり履歴書を準備するのってちょっと面倒ですよね？そんな人は「履歴書不要」の派遣会社を選んでみてはいかがでしょうか。ちなみにアシストアイは履歴書不要で登録・面談を行っています。面談時の服装も私服でOKなので、気軽に登録したい方にオススメです。
まとめ
派遣会社への登録は一般的な企業への就職面接と比べるととってもカンタンです。登録したからといって、雇用契約が結ばれるわけではなく、実際に働くか、働かないかは自由。今すぐ働くつもりがなくても、派遣会社に登録しておくと、希望条件に合ったお仕事を優先的に紹介してもらえるので、自分で仕事探しをする手間が省けてとっても便利。派遣の仕事に少しでも興味がある人は、早めに登録だけでも済ませておくことをオススメします。
