【コラム】派遣にはどんなメリット・デメリットがある？
正社員、契約社員、アルバイト、派遣社員など、働き方には色々な選択肢がありますよね。今回はそのなかで派遣社員にスポットを当て、派遣社員ならではのメリットやデメリットをご紹介します。また、派遣の仕事として人気が高い製造業の魅力や派遣社員として工場で働く方法も詳しくご説明します。
どんな人が派遣に向いているの？
派遣社員は業務内容が契約によってキッチリ決められているので、契約以外の仕事をすることはありません。たとえば検査スタッフとしての契約なら、仕事は検査業務のみ。「人手が足りないから出荷作業をやって」など、他の業務を行うことはありません。そのため、あれもこれもと仕事を任される正社員と比べてプライベートの時間を確保しやすく、自由な時間が欲しい方にオススメです！また、未経験から始められる仕事が多いため、経験のない仕事に挑戦したい方ややりたいことが定まっていない方、色々な仕事や職場を経験してみたい方にも向いています。
派遣のメリットは？
●条件に合わせて仕事が選べる
仕事内容はもちろん勤務地・勤務時間・休日など、色々な条件から希望に合った仕事を選ぶことができます。特定の企業だけに縛られず、選択肢が幅広いです。
●時給が高め
派遣社員の給与は時給計算が一般的ですが、パート・アルバイトと比べて高めに設定されているケースが多く高収入が期待できます。フルタイムで勤務する場合は、正社員の月収を上回ることも珍しくありません。
●派遣会社のサポートが受けられる
仕事探しはもちろん就業開始後も継続的に派遣会社のサポートを受けることができます。仕事内容や人間関係など、職場で何かトラブルが発生したときは、派遣会社が就業先企業と交渉や調整を行ってくれるので安心です。
●未経験から挑戦できる
一部、専門的な知識や技術を必要とする仕事もありますが、全体的には未経験からスタートできる仕事が多く、学歴や職歴を気にせず気軽に挑戦することができます。また、派遣会社が実施している研修やスキルアップ教育も受けられるので未経験者やブランクがある方も安心です。
派遣のデメリットは？
●雇用が不安定になりがち
派遣には3ヶ月、6ヶ月などの契約期間があり、契約期間が終わるたびに双方合意のもと更新or契約終了を決めるシステムです。継続して働きたいと思っていても、企業側の都合で契約終了となるケースもあり、正社員と比べると雇用が不安定です。
●働ける期間に上限がある
労働者派遣法の定めによって同じ職場では最長3年間しか働くことができません。そのため派遣社員は正社員と比べると長期的なキャリア形成が難しい傾向にあります。
●重要な仕事を任せてもらえない
派遣社員は担当する業務が契約で決まっているため、業務範囲が限定的で重要な仕事や責任の大きい仕事に携わる機会は少なめです。どんどん仕事を任せて欲しい人は物足りなさを感じてしまうでしょう。
●ボーナスが支給されない
派遣社員にはボーナスや退職金が支給されないケースが多く、家族手当や住宅手当などの各種手当も基本的にはありません。また、もともとの時給は高めですが、正社員のように大幅な昇給は期待できません。
…ここまでピックアップしたのは、あくまで一般的なデメリットです。アシストアイではたくさんのお仕事をご紹介できるため、期間満了後やなにか都合があわなくなった際の次のお仕事もスムーズにご紹介することができます。まずはお気軽にご相談ください。
工場勤務に向いている人は？
工場は一人でもくもくと作業をする仕事が多く、人とコミュニケーションを取る機会は少なめです。毎日同じものを組み立てる、同じものを検査するなど、単純作業をひたすら繰り返す仕事が大半です。そのため、ルーチンワークが好きな人に向いており、人と話しをするのが苦手な方やコミュニケーションを取ることにストレスを感じる方にもオススメです。また、工場は大手メーカーを中心にGW・夏季・年末年始などの休暇がしっかり長めに設けられているところが多く、プライベートを大切にしたい方にもオススメな仕事です。
＜具体的にはこんな人＞
●モノづくりに興味・関心がある人
●一人で黙々と作業するのが好きな人
●プライベートの時間を大切にしたい人
●人間関係でストレスを感じるのがイヤな人
●ひとつの作業に没頭したい人
製造業の魅力は？
製造業の仕事はマニュアル化されている作業が多く、未経験でも始めやすいのが魅力です。その一方で機械の操作方法や調整方法など、職種によっては専門的な知識・スキルを身に付けることもできます。同じ工場のなかでも機械オペレーター、組み立て、検査、梱包など色々な作業工程があり、仕事の種類は豊富。「身体を動かすのが好き」「細かい作業が得意」「機械を触るのが好き」「資格を活かせる仕事が良い」など、自分に合った仕事で活躍することができます。働き方も工場によってさまざまで24時間稼働しているところも多いため、高収入を狙いたい人は夜勤のある仕事を選んでガッツリ稼ぐことも可能です。また、自分が製造に携わった製品が出来上がり、世の中に出ていく喜びややりがいを感じることができます。
派遣社員として工場で働くためにはどうしたら良い？
派遣社員として働くためには、派遣会社に登録する必要があります。ただし、派遣会社によって「オフィスワークに強い」「物流の仕事がメイン」など、得意分野が異なるので、どんな業界や職種に強いのかしっかり確認することが大切です。ホームページで募集中の案件を紹介している派遣会社も多いので、工場勤務や製造業の仕事をたくさん扱っている会社を選ぶようにしましょう。派遣会社に登録したら、担当者が希望条件に合った仕事を紹介してくれるので、やってみたいと思う仕事を選択。職場見学ができるところも多いので、不安があれば工場の雰囲気や仕事内容をちゃんとチェックするようにしましょう。働きたい工場が決まったら派遣会社と雇用契約を結び、工場での就業がスタートします。正社員やアルバイトと違って派遣社員は、仕事探しや就業の手続きなど、派遣会社の担当者がしっかりサポートしてくれるので安心ですよ！
まとめ
今回は派遣の働き方について詳しく説明してみました。派遣社員は正社員と比べて雇用が不安定など、マイナスな部分もありますが、その一方で「高時給」「未経験から始めやすい」「サポートを受けられる」などメリットもたくさんあります。特に製造業はたくさんの人を募集している会社が多く、さまざまな作業工程があるので自分に合った仕事を見つけられる可能性が大。製造業に興味・関心がある方は、派遣社員として工場勤務をスタートしてみてはいかがでしょう？
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